こんにちは。石川県金沢市の総合広告代理店PR ENGINEの安田です。今回は「消費者行動モデル」について紹介します。広告業界では必須のフレームワークです。広告キャンペーンを行う際は消費者行動モデルをよく理解し、該当するモデルに基づきコミュニケーションを設計することが大切です。皆さんの広告キャンペーンを考える際の参考になればと思います。
消費者行動モデルとは?
皆さんは商品を購入する際どういった流れでどのような心理で物を購入しますか?消費者が商品を知り購入に至るまで一連の流れを示すフレームワークがあり、それが「消費者行動モデル」です。社会環境やテクノロジーの変化に伴い消費者の行動パターンは変わってきています。
消費者行動モデルの種類
消費者行動モデルの種類についてご紹介します。
1.AIDA(アイーダ)の法則
1920年に提唱したもっとも古いといわれる消費者行動プロセスに一つです。
AIDAは消費者行動プロセスの基礎となっており、消費者は注目→興味→欲しい→購買の流れです。
2.AIDMA(アイドマ)の法則
AIDMAはAIDAにMemoryが追加されており、Desire(欲求)の段階へ進みその時に脳に記憶され、後日購入のタイミングで記憶が蘇り、購入に至るという流れです。
3.AISAS(アイサス)
大手広告代理店である電通が提唱、商標登録したもので、インターネットの利用が当たり前になった現代でよく使われる消費者行動モデルです。AIDMAの5つのプロセスからDesire(欲求)とMemory(記憶)が無くなり、その代わりにSearch(検索)とShare(共有)が加わっています。興味・関心を持った後はインターネットで商品を検索し情報を調べ、購買に移ります。そして購入後その商品を良いと口コミなどでシェアするという流れです。
具体的な例
新作のスニーカーの例
新製品の冷蔵庫の例
まとめ
新製品の発売や販促プロモーションなどを考える際は、消費者モデルの各消費者行動に合わせて使用するメディアや内容を考えましょう。