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マーケティング担当者、販促担当者必読!オススメの本5冊!

こんにちは。石川県金沢市の総合広告代理店PR ENGINEの山口です。今回はマーケティング担当者、販促担当者の方必読の本を紹介します!

本を読む方は共感していただけると思うのですが、この本いい!という本に出会った時のワクワク感はたまりませんよね。知らない考え方やアイデアは好奇心を掻き立てられますよね!皆さん良本に出会ってワクワクしてください。そして、良本に出会うことで日々のマーケティングや販促業務にも役立てていただければと思います。

「だから売れちゃう!お客様の心を一瞬でつかむ接触の法則」河瀬和幸

だから売れちゃう!お客様の心を一瞬でつかむ接触の法則

この本は著者の河瀬和幸さんが実際に販売員として、東急ハンズを中心に10年間実演販売の現場に立って培ってきた経験を元に、行動心理学や経営心理学をベースに書かれた本です。

実際に現場で経験を積んだ河瀬さんならではの接客販売と販売技術の違いやお客様とのコミュニケーションの取り方、お客様がついつい手を伸ばしたくなる陳列のコツなど、実用的なノウハウや考え方が盛りだくさんです。

よくビジネス本で売るための精神論やノウハウ本は沢山あるのですが、この本は読んだ後の納得感が違います。腹落ちがする本です。マーケティング担当の方や販促担当の方にとっても、現場を学ぶための良本です。

「売れるもマーケ当たるもマーケ マーケティング22の法則」アル・ライス/ジャック・トラウト

売れるもマーケ当たるもマーケ マーケティング22の法則

この本は有名な本なのでご存知の方も多いかと思います。マーケティングについて堅苦しくなく実際の企業例も交えながら説明されている本です。ただ、実例がアメリカの企業ばかりなので、あまり日本人にとって馴染みの無い企業も多いです。時代によってマーケティング手法はめまぐるしく変化をしているのですが、著者はマーケティングの根本である不変の法則について語っています。

顧客の要望に応えるために商品ラインを複雑化し、一体何の企業なのか?と生活者を混乱させる企業は多いと思います。〇〇といえば〇〇の会社の製品!と生活者の知覚を得ることが重要だと考えさせられるマーケティング良本です。
サクサクと読める本なので、通勤の際や、お昼休みなど空き時間に読んでみてください。

「問題解決のあたらしい武器になる 視覚マーケティング戦略」ウジ・トモコ

問題解決のあたらしい武器になる 視覚マーケティング戦略

皆さん!広告や販促物で毎回異なる新しいデザインを作成し、デザイン資産の積み立てをせず浪費をしてしまっていませんか?この本はデザインは問題解決であるということを語っているので、デザインは何のためにするのか、デザインによる企業ブランディングを知ることができます。

ロゴの色や展開なども全て企業の資産ですね。これを読めばデザインのプロ(デザイナー)とデザインをかじっているデザインのソフトをさわれる人の違いははっきり分かります。
戦略的に自社のロゴやビジュアル、イメージを変えたい、リブランディングしたいと考えている企業の方は必読の本です。

「佐藤可士和の超整理術」佐藤可士和

佐藤可士和の超整理術

「超整理術」という本のタイトルを読むと、整理のノウハウの本?と思ってしまいますが、この本の著者である佐藤可士和さんは有名なのでご存知の方も多いかと思いますが、今治タオルのリブランディングやユニクロや楽天のクリエイティブディレクションなどをされている、いわば「クリエイティブディレクションのプロ」なので、クリエイティブのプロの空間や情報、クリエイティブ思考について学べます。

佐藤可士和さんののオフィスはシンプルで日頃の持ち運ぶ物必要最小限と本に書かれています。物事の本質を見極め、情報があふれ複雑すぎる世の中でいかにいらない物をそぎ落とし、シンプルに生活者に伝えるのかを考えさせられます。日頃整理整頓は大事と言われていますが、なぜ大事なのかが分かる良本です。

実際に私もこの本を読んで、カバンの中に常に入れていた営業資料やペンケースなど、いらない物を入れないようになりました。結局カバンの中の「いつかはいるかも!」と思って入れているものは、大抵はいらない物なんですよね。クリエイティブでも同じことが言えると思います。この文言も必要かも、この説明も入れないといけないかも、あの上司が入れろと言ったからと思って複雑化しすぎると、複雑すぎて伝わらないことがありますよね。いかに本質をシンプルに伝えるかが分かるので、是非読んでみてください。

「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」森岡毅

USJのジェットコースターはねぜ後ろ向きに走ったのか

元P&GでUSJの業績をV字回復させた著者の森岡さんの数学的マーケティングやアイデアの発想法が分かる一冊です。戦略的フレームワークについても詳しく紹介されています。なにより、考え抜くという姿勢にハッとさせられます。

今では大人気のホラーナイトや後ろ向きに走るジェットコースターなどは目的達成のための戦略に基づいた戦術だったのが分かります。
何よりこの本を読んだ後は「USJに行きたい!」という気持ちになります。